4月18日に行われた不起訴祭の発言集を公開します。遅くなってしまい、申し訳ありませんm(_ _)m

りべるたん救援部長 無罪の増井氏
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 同志の皆さん、こんばんは。りべるたん救援部の増井真琴と申します。既に皆さんご承知の通り、先日3月26日付けで、我らがりべるたん・うどん君の「不起訴処分」が確定しました。昨年、8月30日の不当逮捕以来、半年間に及ぶ長期戦でしたが、長きにわたる苦難を打ち破り、ついに身の清廉潔白を証明しました。今宵は大いに、皆で勝利の味を噛み締めましょう。

 今回、私たちは公安警察による不当な弾圧を見事跳ね除けたわけですが、この勝利のポイントは大きく3つあったと思っています。
 1つは、当該であるうどん君の決起です。そもそもこの事件でかけられた嫌疑は、りべるたんの居住者であり、かつコペルニクスの店員であったうどん君が、組織的な自転車泥棒を繰り返し、これをもって、りべるたん・コペルニクスの収益を賄っているという荒唐無稽なものでした。当時、活動家という人種とはもっとも遠い位置にいたうどん君にとって、突然の逮捕や取調べはさぞきついことだったろうと想像します。しかしながら、始めの内こそ調書の作成に応じてしまうなど、一部動揺が見られたうどん君ですが、徐々に公安・枝廣恭治らの権力犯罪に怒りを募らせ、今ではりべるたん屈指の活動家へと飛躍しました。最近では、過激派・中核派の集会にも足繁く通っているようです。うどん君の当該としての不退転の闘いが、不起訴確定の最大の核心だったと私は思います。
 2つに、りべるたんずの一糸乱れぬ団結が不起訴を導きました。本件において、公安警察は、単にうどん君ひとりを「窃盗罪」で逮捕することはせず、りべるたん全体を「犯罪者集団」と規定し、稀代の悪法「組対法」(組織犯罪対策法)を適用しました。したがって、うどん君への攻撃は、本質的にりべるたんへの攻撃だったと言えます。この弾圧の本質を素早く見抜いた私たちは、逮捕後即、鉄の団結を打ち固め、救援に奔走しました。家宅捜索にやって来た公安警察の撃退から始まり、迅速なカンパ集め、池袋署や検察庁への抗議行動など、本当に皆、仲間のために汗を流したと思います。怖い思いもたくさんしたと思います。しかし、こういった口先だけではない、汗水流した団結が当該であるうどん君を孤立から守り、権力の横暴に制動をかけました。だから、うどん君の不起訴はうどん君だけではなく、りべるたんず全員の勝利です。
 3つに、救援連絡センターや弁護士の厚い支援が、うどん君を窮地から救いました。残念ながら今日お越しになってはいませんが、救援センターの菊池さよ子さんには、逮捕以来、大変お世話になっています。「友人が逮捕された」という怪しい若者からの突然の相談に、親身に耳を傾けてくれたのが、この菊池さんです。それ以後も、抗議行動への同行や「救援」紙面の提供など、菊池さんには一貫して、様々なご便宜・ご協力をたまわりました。りべるたん一同、改めて感謝申し上げなければなりません。
 また、弁護士の酒田芳人さんにも大変お世話になりました。誠に心苦しい話ではありますが、おそらく、酒田さんの弁護士キャリア史上、もっとも報酬の低い、金にならない仕事が私たちの案件ではなかったかと推察します。見返りのほとんどない、ボランティアのような金額で、酒田さんには文字通り東奔西走して頂きました。弁護方針を巡って、時に喧嘩寸前、口角泡を飛ばすこともありましたが、それも今となってはいい思い出です。酒田さんの献身的な弁護活動抜きに、うどん君の不起訴確定はあり得ませんでした。りべるたん一同、心より御礼申し上げます。

 以上述べた通り、今回の弾圧でハッキリしたのは、当該が決起し、周りが真剣に支えれば、弾圧は必ず粉砕できるということです。今、安部極右反動政権は、改正盗聴法・共謀罪など、秘密保護法に続く、新たな治安法の制定を狙っています。このような情勢の中、公安警察は水を得た魚のように躍動し、戦前の「特高」化しつつあります。りべるたんがりべるたんとして存在する限り、今後も更なる弾圧は必至です。しかし、今回不起訴を勝ち取ったように、私たちが団結して闘えば、必ずやいかなる困難も乗り越えられる。救援部はその先頭に立って尽力する所存です。これからも共に闘いましょう。

コペルニクスオーナー フカヤシンスキー
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 りべるたんがすごいのは、取調べに応じて話すということはせずに、徹底的に戦うという方針を選んだことです。今回の弾圧は全国的なさまざまな戦いがあるなかで、りべるたんが権力に恐ろしい存在だと見られていることの裏返しと言えると思います。しかし、何度権力が我々の団結を破壊しにきても、我々はそれを絶対に許さない。そういった力強い団結がすでにここにあるということを確認したいと思います。
 今まで居場所運動は、小さな運動だと思われていました。でも、それを本気でやれば、国家権力がつぶしにくるし、逆にそれを撃退することもできる。りべるたんはなぜ出来たのか、学生自治組織が学内にできなくなったからです。だからといって、外で居場所運動をして満足するというわけではない。これを必ず、いつか大学に取り戻して、日本中に取り戻す。そして世界を獲得しましょう。我々が世界革命を成し遂げるという拠点、りべるたん! これからも頑張っていきましょう!!

不起訴弁護士の酒田さん
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 現在、学生運動や労働運動が積み上げてきた黙秘をする・署名をしないという戦いは刑事弁護の中で主流になりつつあります。その中で、今回僕がすごいと思ったのは、取調べすら拒否したこと。黙秘・署名しないということをさらに踏み越えました。一番ハイライトだったと思うのは、検察官の呼び出しに応じなかったことだと思います。そもそも話すつもりがないなら検察庁に行く必要もないわけですね。今回の皆様の戦い方に私もなるほどなと納得するとともに、自分としても勉強になりました。この経験を持ち帰って、今までの歴史が作ってきたように、刑事弁護の主流をつくっていきたいと思います。
 皆様、これからきっとまだまだ弾圧されると思います。呼んでくださればまた弁護しますので、これからも今回みたいな戦いができたらと思います。今後ともよろしくお願いします。

約半年間に渡る闘争の末不起訴を勝ち取った うどん氏
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 どういうわけか知らないけれど、今ではりべるたんの中で最も最先頭の最先鋭になりました。今回は幸運も重なり、また皆様の努力もあり、トラメガの力もありということで、不起訴を勝ち取ることができました。皆様、本当にお疲れ様でした。
 自分も身柄を持っていかれて不安もありましたが、すぐに接見に来てくれた酒田先生には非常に励まされました。また、多くの支援にも助けられて、ここまでくることができました。今では、ガサ・逮捕・不起訴、これらを笑い話にすることができ、楽しい日々をおくらせて頂いています。次の逮捕は細谷か菅谷さんに渡したいと思います(笑)。皆様ありがとうございました。

 

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闘争勝利! うどん君、不起訴おめでとう!! りべるたんはこれからも戦うぞ(*^o^*)