昨日に引き続き、今週末に行う映画祭の告知です!
初の映画祭にして国内外の方々が作品を出品してくれました。
今日は順不同で作品情報をアップします!!

☆松平耕一監督
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作品名:『にゃんにゃん党4部作』
上映時間:計52分
作品紹介:2012年の「紫陽花革命」に呼応し建党されたアーティビスト集団「にゃんにゃん党」の四部作。反原発皇居前行動「ネオリベにゃんきちと天皇の福島原発事故責任」、積極的風評「加害」ライブ「食べずに応援、大東亜野菜戦争」、「しばかれ隊」としての在特会カウンター「ネオリベにゃんきちと新大久保フリーハンドシェイクウォーク」、都知事候補舛添要一へのネガキャン行動体「革命的核爆発同盟―「核爆破」」を続けて視聴する。
監督紹介:
1978年生。法政卒。批評家、同人編集者、映像作家、イベンター。ゲバ名は「ネオリベにゃんきち」。編著に『新文学04』など。近作の小冊子『にゃんにゃん党、その直接行動の映画』では、にゃん党四部作について、監督自らの手で書き下ろされた原稿用紙80枚にわたる詳細な解説が読める。現在「にゃんにゃん軍」を創設し軍猫募集中。「松平耕一」「ツイッター」「フェイスブック」でネット検索すれば所在がつかめるだろう。
トーク内容:未定

☆拓海福原監督
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作品名:『I Hate You』
上映時間:12分30秒
作品紹介:
都内最大のコリアンタウン・新大久保を中心に行われてきた、排外主義的人種差別団体によるヘイトスピーチデモと、それに対するカウンターアクションの様子を撮影した記録映画。2012年以降から撮影を重ねてきた映像を、本映画祭の為に編集して作り上げた作品。
監督紹介:
映画監督。渋家映像祭主催。渋家メンバーとなって以来、ポリティカルな作品の発表を控えていたのだが、りべるたん映画祭への参加オファーを受け出品。第3回渋家映像祭は11月22日に渋家地下のイベントスペース・クヌギで行われる。

☆江畠香希監督
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作品名:『カレが捕まっちゃった』
上映時間:66分
作品情報:
福島第一原発事故から半年目の2011年9月11日、素人の乱主催の「原発やめろデモ!!!!!」が開催された。当日は約1万人が参加したが、警察の過剰警備により12人の一般参加者が逮捕された。その当事者のひとりが、監督の彼氏だった。彼氏が釈放されるまでの12日間を追いつつ、逮捕状況を検証していく。
監督紹介:
1984年生まれ。
『女として生きる』山形国際ドキュメンタリー映画際2011正式出品
『カレが捕まっちゃった』オーディトリウム渋谷にて2012年公開
現在、インターセックス/性分化疾患をテーマにしたドキュメンタリー映画を制作中。

☆早川由美子監督
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作品名『ホームレスごっこ』
上映時間:16分
あらすじ:
いつから公共の場所は、私たちが自由に使える場所ではなくなってしまったのだろう? ベンチは撤去され、演奏は取り締まられ、野宿者はますます寝床の確保が難しくなっている。スーパーでダンボールを調達し、路上で寝るというパフォーマンスを通じて、作者は公共の空間に自分の居場所を確保しようと試みる。公共空間を自分たちの手に取り戻す、小さな抗いの記録。
監督プロフィール:
1975年東京都出身。成蹊大学法学部、London School of Journalism卒業。公務員、会社員を経て2007年に渡英。ロンドンでジャーナリズムを学ぶ傍ら、独学で映像制作を始める。これまでの作品に『ブライアンと仲間たち』、『さようならUR』、『木田さんと原発、そして日本』、『踊る善福寺』など。www.petiteadventurefilms.com

☆Chulayarnnon Siriphol(チュラヤーンノン・シリポン)監督
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作品名:『VHS~失われゆく水平線』
上映時間:24分
モノクロ、実験映像、HD(MP4)
あらすじ:
日々、目まぐるしく進化するデジタルの世界。この作品は、デジタルの発展が辿った過去を、今や時代遅れとなったメディア=VHSテープで作った映像を用いて、詩的に探索する。崩れゆく肉体と過去の記憶は、次第にかすみ、やがて海の底へ消えていく。
監督プロフィール:
1986年タイ・バンコク生まれ。現在もバンコクに住み、作品制作を行う。主に、短編、ドキュメンタリー、ビデオアートを手がける。個人的な体験・記憶とタイの危機的な政治状況にインスパイアされた作品が多い。これまでアジアとヨーロッパの映画祭や展覧会にたびたび参加し、短編作品で多くの賞を受賞した。日本では2011年に山形国際ドキュメンタリー映画祭に作品を出品(「ブリーフ・ヒストリー・オブ・メモリー」/http://www.yidff.jp/2011/cat039/11c052.html)。今回、6月から2ヶ月間、国際芸術センター青森にて滞在制作、9月に福岡アジア美術トリエンナーレに出品のため来日。
http://www.chulayarnnon.com
トーク内容:
タイの政治状況などにも詳しい人ですし、現在の軍事政権下で芸術活動はどのような影響が出ているのかなどなどについて

☆森政也監督
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作品名:なし
上映時間:23分
作品紹介:
2013年8月30日。僕が初めてシェアスペース「りべるたん」を訪れた次の日。りべるたんの住人、友人知人で楽しくお酒を飲み、皆飲んだそのままにリビングですやすやと眠っていた、その朝に、奴らはやってきた。僕は初めてのことに緊張して、動悸が止まらない中、促されるままにビデオカメラを回した。これは作品ではない、と言っておきたい。単なる記録映像であって、それ以上でもそれ以下でもない。詳細については、上映後に登壇する方々が喋ってくれることだろう。観客の皆さんにおいては、まずは映像を見ていただいて、判断していただきたいと思う。
監督プロフィール:
1986年宮城県生まれ九州育ち。大学で実験映像と出会い魅了されるとともに、舞踏家・原田信雄の影響から、身体表現に興味を持ち即興舞踏を始める。2013年の春に、福岡の大学を7年かけて卒業し、紆余曲折を経た後、東京は池袋にあるシェアスペース「りべるたん」に移住。家事をしながら、デモに参加しながら、映像の身体性について、カメラマンとして、舞踏家として模索していたが、現在は、写真家の成田秀彦に弟子入りし、滅私奉公することに精を出している。ただ今60連勤に挑戦中。

☆りべるたん弾圧一周年トーク
内容:ガサの状況と逮捕、逮捕後の説明、りべるたんと逮捕

【映画祭情報】
りべるたん映画祭―思い出ガサガサ
日時:8月30日(土) 14時半会場、15時開始
場所:りべるたんイベントスペース
参加費:500円(ワンドリンク)
途中参加可能、交流会あり
タイムスケジュールは近日公開!