※8月30日の事件に関する記事が、10月10日発売の月刊「救援」(救援連絡センター発行)に掲載されました。弾圧の周知徹底の観点から、9月号に引き続き、本文を全文、当ホームページに転載させて頂きます。転載をご快諾くださった編集部のご厚意に重ねて御礼申し上げます。



しつこいぞ、公安・枝廣! 池袋の一軒家で弾圧継続中


 前号でお伝えした通り、去る8月30日、池袋のシェアスペース・りべるたんと科学喫茶・コペルニクスに公安警察が押し入り、 家宅捜索ののち、同志1名が逮捕される事件があった。引っかけられた法律は「組織犯罪対策法」(通称「組対法」)。何でも同志が「組織的な盗品の売買」に関与しているという容疑なのだが、文字通り、完全なデッチ上げである。弾圧の目に余る不当性から、検事は勾留請求が出来ず、結局2泊3日で釈放となった。 じゃあ、始めから逮捕なんかするなと言いたい。
 りべるたんの運営は「人々が垣根を越えて交流できる自治空間」をつくることを目的として、2012年7月に開始された。運営方針として「あたりさわりのある空間」を標榜していることから、全国の問題児が続々来訪しており、目下、ナラズ者の出会いの場と化している。また、デモや集会の会議など、真面目な(?)目的でも使用されているため、今回公安としては「威迫」と「内情視察」を兼ねて乗り込んできたのだろう。

 だが、戦前の特別高等警察(特高)以来、ロクでもないことしかしてこなかった公安に対する、りべるたんず・弁護士・支援者の怒りは怒髪天を衝き、一糸乱れぬ団結で、彼らの弾圧を粉砕した。釈放後は、すぐさま池袋警察署へ出向き、公安警察官・枝廣恭治を弾劾し抜いた。枝廣は各種集会やデモなどで調子に乗って大暴れしている札付きの悪党である。
 逮捕されたA君の身柄は釈放されたが、りべるたんと公安の縁が完全に切れたわけではない。電話攻勢やアポなし訪問など、いまだ執拗な粘着が続けられている。A君は「正式な要請なら書面でよこせ」「突然やって来て非常識だ」「押収したケータイを返せ」等、毅然と対応しているが、事態は今後も予断を許さない。

 「組対法」は、団体や結社など、組織的な犯罪を広く射程に捉えるものとして、オウム事件以後、1999年に制定された法律だ。小回りの効く弾圧法として、 近年では革労協にかけられたが、判決で組対法は否定された。法律の性質上、今後更なる弾圧の拡大も懸念されるが、同志の皆様と力を合わせ、りべるたんの防衛に全力を尽くしたい。(増井真琴/シェアスペース池袋りべるたん)


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