イベント部よりお知らせです。

10月31日(土)、東京文京区の東洋大学にて、共同シンポジウム「学生の叛乱」を開催します。東洋大でのシンポジウムは、去年「シェアハウス大会議」を、一昨年は「脱就活シンポジウム」を開催しており、りべるたん秋の恒例行事の一環です。

今年は政治学者の栗原康さんをお招きし、「学生の叛乱」というタイトルのもと、講演と討議の2部立てで、イベントを執り行います。

栗原康(くりはら・やすし)

栗原康(くりはら・やすし)

1979年生まれ。政治学者。早稲田大学政治学研究科博士課程満期退学。現在、東北芸術工科大学非常勤講師。著書に『現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す』(角川新書、2015年)、『学生に賃金を』(新評論、2015年)、『はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス、2015年)、『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社、2013年、第5回「いける本」大賞、紀伊國屋じんぶん大賞2015第6位)、『G8サミット体制とはなにか』(以文社、2008年)など。

まず1部では、栗原さんの近著『学生に賃金を』と『現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す』を糸口に、2015年現在、学生の置かれている経済的・社会的環境についての分析と、学生による運動の方法論についてご講演いただきます

続けて2部では、目下日本の大学で何らかの「運動」を模索している「大学生」が複数登壇し、昨今の大学を巡る諸問題(学費・就活・学内規制=自治etc.)について、栗原さんとディスカッションを行います。りべるたんからは、今夏参議院会館前で、集団的自衛権に反対するハンガーストライキを闘った井田敬さん(上智大学2年)が参戦します。

本企画は、東洋大学の学園祭での企画となりますが、他大学の学生も、また学生でない方も、お気軽にお越しになってください。皆さまもご来訪を心よりお待ちしております。

【東洋大白山祭】共同シンポジウム「学生の叛乱」

▼Ⅰ部 講演
栗原康(政治学者、『現代暴力論』著者)
▼Ⅱ部 討議
栗原康
井田敬(上智大学2年、学生ハンスト実行委員会)
元木大介(専修大学4年、学生ハンスト実行委員会)
※その他、出演交渉中。

日時:10月31日(土)16時~
場所:東洋大学白山キャンパス1703教室
資料代:500円
主催:共同運営実験スペースりべるたん
~シンポ終了後は交流会もあり☆~