8月30日、シェアスペースりべるたんの居住者かつ、科学喫茶コペルニクスの店長である私たちの友人(以下、A君と記します)が「組対法」(組織対策犯罪法)容疑で逮捕されました。また、逮捕以前にはりべるたん、コペルニクス両スペースに、公安警察の家宅捜索が入っています。

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りべるたん家宅捜索時の写真

今回の逮捕・家宅捜索に対して、りべるたん及びコペルニクスは共同で強い抗議の意を示します。以下に可能な限り詳細を記しますので、一人でも多くの方にご理解、ご支援を頂けますよう訴えます。

A君逮捕の具体的な罪状については、今後更なる弾圧の拡大が懸念されるため現段階では記せませんが、適用された法律は「組対法」という、団体や結社など、組織的な犯罪を広く射程に捉えたものです。そのため、今回の弾圧はA君個人のみを狙ったものではなく、りべるたん及びコペルニクスという自治空間の破壊を狙ったものであるだろうというものが私たちの認識です。

りべるたんは、当たり障りのあるシェアスペースを標榜しており、コペルニクスは学問の自由と人々の連帯を愛する科学喫茶です。そのため、両スペースには非常に個性の強い、 見方によっては危険な人、自称他称の活動家、過激派、宗教者、芸術家などもたくさん訪れてくださっています。客観的に見たときに警察や権力から逮捕・弾圧の標的にされる可能性はゼロではないスペースです。

その中で、今回逮捕されたA君は、逮捕からは最も遠いところにいる、非常に真面目で勤勉な好青年でした。そして、この点に今回の逮捕の非道性があります。「普通」の青年であるA君だからこそ、公安警察の標的にされてしまったのではないかというのが私たちの分析です。A君を密室に一人閉じ込め、取調べという名の脅迫をし、警察の望む筋書きの調書を作成し、犯罪をでっち上げ、私たちの人間関係と、私たちのスペースの破壊を目論んでいるのではないか、そのような予測を立てています。A君の逮捕については法律専門家の方も「彼の行動は逮捕には到底値しない」と強い疑問を示しています。

私たちは、このような非人道的な警察のやり方、手口は決して許されるものではないと考えています。私たちは、A君が一日でも早く釈放されること、またA君の名誉が回復されることを強く望んでいます。またその要望が実現されるまで、今回の逮捕に対して抗議し続けます。

救援に当たって、私たちの検討事項の一つが資金面です。
救援では、私たちからすると少なくない額の金銭が必要となります、もちろん私たちでも資金を捻出するべく全力を尽くしますが、その上で一人でも多くの方にカンパを呼びかけたいと思います。

今回はりべるたん、コペルニクス関係者での話し合いの上で、りべるたんの口座をカンパのために使用することとなりました。A君が再び、りべるたんの仲間たちと共に生活し、コペルニクスのカウンターに笑顔で立てる日を一日でも早く迎えられるように、カンパを頂けますと幸いです。

今後もりべるたん、コペルニクス両スペースは当たり障りのあるシェアスペース、学問の自由と人々の連帯を愛する科学喫茶として、発展を目指していきたいと考えています。皆様、何卒よろしくお願いします。

カンパ振込先
ゆうちょ銀行 018 普通預金 6088075 りべるたん

シェアスペース 東池袋りべるたん
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科学喫茶 コペルニクス
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