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「自主生存」「異文化交流」「文化発信」を推進!

りべるたんの綱領

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現在、私たち若者の眼前には頼んでもいないのに多くの困難が待ち受けています。

個性が大事といいながら、小・中・高と学力のみを基準にした試験でどんどん奮いをかけられます。脱落した者にチャンスが与えられることは少なく、しかも金銭的に貧しい場合は、ただそれだけの理由で、選択肢は大きく限定されます。大学に入っても不安定な就職活動と私立文系大学100万円を超える高い学費に縛られた生活を強いられます。仕事をしても、時間的拘束は大きく、精神的苦痛を感じ、その上で生活していくのにやっとの給料しかもらえません。しかも、いつ会社が倒産するか首を切られるかわからず、やりがいを感じること、出世を目指してバリバリ働くことは困難です。

テレビのニュースや新聞は、経済成長の数字に一喜一憂することを促しますが、数字がどうなろうと、私たちの生活が劇的に改善されることはありません(悪くなることは多々あります)。

私たちは私たちを取り巻く日常や生活や社会の現状に強い危機感を持ち、そしてここではない別の世界の創造への意思を抱きます。「共同運営実験スペースりべるたん」は、社会が提供してくれようとする幸せや常識を批判し鵜呑みにすることをやめ、自由と生存を自主的に獲得・拡大していく道を模索します。

りべるたんマニフェスト(宣言)
りべるたんは、1 人間が社会の中で人間的な感情を失うことなく、場合によっては感情を行動に移したとしても、生存を脅かされない場を担保すること、2 社会の多種多様な趣味・思想の持ち主が無条件に、出来る限り金銭を介在させずに交流できること3 異文化交流の創造物の発信を推進することを目指します。

またこれらの理念とは別に、単純に「楽しい、愉快な、刺激的な」場所と時間を作り出すことも、りべるたんの大事な目標です。仕事や学校の単調な毎日の中では味わえないような、心の底から笑ったり、泣いたりできるような、心が震えるような瞬間を、仲間と共有できるような場所をつくり、素敵な仲間を一人でも多くつくることが、りべるたんの夢でもあります。

以上を踏まえて、りべるたんは次の3つを私たちのマニフェストとして掲げたいと思います。

1.自主生存
りべるたんは自分たちのための場所は自分たちでつくり、自分たちで維持・管理します。
現在の日本社会は、様々な問題、経済的・精神的な困難により、おかしいと思ったことにおかしいと言う、あるいは苦しいときに逃げるということは容易ではありません。それほどに、私たちの生は、貧しくなっています。就職や生活費や常識に縛り付けられ、身動きを取れずにいる、友人や仲間が多くいます。このような現状を変え、もっと豊かに生きていける場を“自分たち”で作ろうという思いが「自主生存」という理念に込められています。

りべるたんは生存インフラの拡充を推進すると共に、問題に直面している個々人の孤立状態を変えたいと考えます。そのために、「当事者たちが互いに顔を合わせ、自分たちで共に問題に取り組み、自分たちで目標をつくり、共に解決を目指す」という公共的な集まりへの試みを進めます。それは、「誰かがつくった場所で誰かがつくったルールに従い誰かの責任に任せる」という状況から脱しようという試みであり、りべるたんはそのための実験の場であると言えます。

これは、りべるたん運営者だけの目標ではなく、りべるたんに来訪してくれる全ての方にも目指して欲しい目標でもあります。りべるたんは営利を目的としたお店やサービスを提供する場ではありません。来訪してくれる方は、単なる「お客さん」ではなく一種の「仲間」なのです。もちろん、りべるたんでどのように過ごすかはそれぞれの自由です。「誰かが何とかしてくれるだろう」ではなく「自分たちのことは自分たちでやる」という、自律と協調の心がけを、共につくっていきたいです。

2.異文化交流
りべるたんは異文化交流、社会における混ぜるな危険と思われる交流を推進します。
社会には、ライブハウス、映画館、モスク、教会、劇場、デモの集会場など、人が集い交流する場所や機会が多々あります。しかし、これらの多くは特定の趣味・思想の持ち主のみという条件があり、場合によっては多額の金銭を介在させる形での場所・機会の創出もあります。
私たちは、同じような考えの人と同じような思想・芸術を認め合う文化の蛸壺化を懐疑し、異文化交流から生まれる文化にこそ、現状の困難な社会を変革し、新たな時代をつくる力が宿るのではないかと考えます。そのため、様々な思想・信条・趣味・個性の持ち主が、出来る限り無条件に、出来る限り金銭を介在させずに交流できる機会・場所の創出を目指します。異文化交流においては、互いの思想・信条の食い違いが生まれることもあります。この点については、りべるたんは争いの場ではなく、交流の場であるという認識のもとに、相互理解・相互保障の態度を個々人に望みます。
また、どんな過激な思想もエキセントリックな個性も持っていない「普通の人」こそ、りべるたんは大歓迎します。りべるたんは決して変人オンリーのサロンではありません。一緒に新しい価値観を創造しましょう。

3.文化発信
りべるたんは、自主的に生存しようとする過程あるいは異文化交流から生まれる自由を求める声、新たな文化の創出の発信を全面的に支援します。

自主生存において生じるもっと人間的に生きたいという自由を求める熱い感情、異文化交流によって生まれた刺激的な新しいアイデアは、他の人のもとに届き、人を救ったり感動させるかもしれません。そして、新たな出会いが生まれ、もっと自由に、もっと刺激的に生きていけるようになるかもしれません。
そのためには、発信を試みることは必要不可欠です。私たちは、物理的な場所やUstream放送などといったネット環境の提供を筆頭に文化発信のための協力を惜しみません。

共に世界をもっと自由に、刺激的にするための文化発信を進めましょう。

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りべるたんは、この「自主共存」「異文化交流」「文化発信」という3つの理念を掲げ、それぞれの達成に向けて活動します。
最後に、りべるたんのような活動・場所を何と呼ぶか?という疑問ですが、「シェアハウス」でも「シェアスペース」でも「コミュニティースペース」でもどれでも正解だと思います。しかし、「自分たちのために自分たちでやってみる」という意味から「共同運営実験スペース」と名乗ってみると、りべるたんらしさが伝わるのではないかと思います。そこで何を実験するのか? それは、来てくれる方ひとりひとりで見つけてもらえればと願います。私たちとりべるたんで、何かを見つけてみませんか?

りべるたんの経緯
第1期りべるたん(2012年7月~2012年11月)
りべるたんは、2012年7月、東京都新宿区神楽坂にある雑居ビルの一部屋を借りるという形で活動をスタートしました(以下、「神楽坂りべるたん」)。神楽坂りべるたんは、キッチンもトイレもない、八畳一間の小さな空間でした。しかしそれでも私たちは、鍋パーティーなどの交流イベントを開いたり、勉強会や会議スペースとして利用したり、また泊まる場所のない人に一宿を提供して朝まで酒と熱い議論を交わしたり……と、楽しい出会いと時間を過ごしました。途中、いさかいや意見の衝突など、様々なトラブルも起こりましたが、その度に話し合い、私たちは解決に向けて努力してきました。
しかし、2012年の9月ごろから、隣人とのトラブルが重なるようになりました。私たちも何度か関係を修復できるよう努力しましたが、残念ながら上手くいかず、2012年の11月に「神楽坂りべるたん」を閉じ、引っ越しをもって再出発を目指すこととなりました。

第2期りべるたん(2013年1月~)
私たちは東池袋に移転先を見つけることができ、そこで「池袋りべるたん」として2013年1月から活動を再開しました。今度の物件は二階建て一軒家で、キッチンもお風呂もあり、目の前には素敵な畑(空き地?)もあるという、私たちにとっても前・神楽坂より理想的な形でりべるたんを存続できることとなりました。東池袋に移ってからも、私たちはより一層積極的にイベントやスペース貸出などを行い、来訪者皆様からの応援や協力のおかげで、順調に活動を続けりべるたんを発展させることができました。

しかし、2013年の8月、りべるたん居住者であった私たちの仲間の1人が、公安警察に逮捕されりべるたんに家宅捜索が入るという事件が起こりました。(詳細は「8月31日のアーカイブ及び共同声明」「8月30日に逮捕された友人が釈放されました。」「8.30日逮捕・家宅捜査から釈放までの一連の流れまとめ」を参照)私たちにとっても非常に腹立たしい、不当な弾圧でしたが、それでも私たち「りべるたん」関係者一同は結束し、この事件後も決して挫けることなくりべるたんの活動・運営を今日まで続けております。(2013年11月16日現在)

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