この文書は2019年2月に執筆したものを、一部加除修正の上、再掲するものです。

私は、2014年4月21日から2019年の1月31日までの約5年間、共同運営実験スペースりべるたんの運営者でした。
今回は、りべるたん元代表の和田拓磨氏(twitter,FaceBook)が、彼の歴史認識に基づく総括文(その1,その2,その3,その4)を書いています。この中でのSNとは私です。彼の文章は、大きく事実に反し、仮に部分的に事実である箇所があったとしても、自らに都合の良い事実を恣意的に選択、収集し、読者を特定の誤った結論に誘導するものです。私は、りべるたん運動に携わった人間としてこのような歴史改変を容認できません。そのため、私は自分自身の運動の総括と、彼への反論を行うため、本稿を執筆します。本稿に先立ち、和田氏の総括文を先に読むことをお勧めします。

1.りべるたんにおける私の立ち位置

私が、りべるたんのメンバー(正確には、前身となった「ゆとり全共闘」のメンバー)と初めて会ったのは、2012年7月、同志社大学の今出川キャンパスです。私を含めた学生有志が結成した「STOP(>_<)Everydayけい☆さつの会」という団体が主催したイベントに彼らが参加したのです。そこで面識を得た私は、2013年4月3日に彼らの拠点である「共同運営実験スペース りべるたん」を初訪問しました。

STOP(>_<)Everydayけい☆さつの会 2012.7.12@同志社大学

その後、上京するごとにりべるたんを訪問、私が就職し、採用時研修のため2ヶ月間東京に滞在したことを契機に、2014年4月21日付で運営者になりました。
2014年5月から2017年3月までの間は、私は九州地方で勤務し、居を構えていたため、具体的にりべるたん運動に関わることが難しい日々が続きました。しかし、経理部員となり、滞納運営費の回収業務などに従事していたように記憶しています。その後、一度は経理部員を解任されるものの、2017年4月に東京に転居したことをきっかけに、より深くりべるたんに関わることとなり、2017年4月22日から経理部長となり、現在に至ります。

2.2017年3月までの活動について

先に述べたように、2014年5月から2017年3月までの間は、私は九州地方で勤務し、居を構えていたため、具体的にりべるたん運動に関わることが難しい日々が続きました。しかし、主にメーリングリストを通じて、執行部と私の意見の対立が生じるようになります。記憶にあるもので言えば2014年の「7.6早稲田カウンター学生弾圧カンパ金使途問題」や、「運営者会議廃止提案問題」、2015年の「コペルニクス解体(破壊)祭問題」、「革命的土曜労働問題」などが挙げられます。
ここで個別の問題について詳細に語ることは避けますが、要するに私が民主的プロセスの問題、会計の透明性の問題という観点から、執行部に対して「正論」を唱えるといったものです。
これらの行為により、私と当時の執行部であった菅谷氏との関係は悪化することになります。特に、「革命的土曜労働問題」については、菅谷氏や宮内春樹氏といった、後に「落穂拾」というリサイクルショップを旗揚げしたメンバーが主要となり取り組んでいました。結局この土曜労働は彼らの怠慢により頓挫しますが、多くの主要メンバーが学生の身分を離れ、りべるたんの団体としての結集軸が揺らいでいた当時、菅谷氏らは、新たな結集軸として、りべるたん内での「共同労働」を始動させようとしていました。(当時の議事録に菅谷氏の「(労働に)全員を半ば強制的にでも関わらせなければ結集軸にはならないのではないか。関わり方の度合いが人によって違うのはしようがないが、それを個人任せにしてきた結果が現状の共同意識と参加意識の低さ。」という発言が残っています。)それに対して、「失った結集軸の代わりに労働を結集軸として擬制するのは、資本社会における従業員どうしの関係と何ら変わりない。学生という共通項を失ったのであればこそ、あらゆる立場の人が関わりやすい団体組織を目指すべき。」と主張したのが私でした。学生時代以降のりべるたん方針を巡り、私と執行部は対立することになります。

そして、2016年3月4日のりべるたん総会において、菅谷氏は「経理部長やるなら、SNと一緒にやるのは無理。」と発言し、自らが経理部長に就任すると同時に私をりべるたんにおける公職から排除します。そして、「私は今後、りべるたんで横暴を振るうでしょう。 それを倒すか・私に従うかでやっていきたい。」と宣言し、事実上の菅谷独裁体制を開始します。ここにきて、私と菅谷氏の対立は、決定的なものとなりました。なお、当時和田氏らは副代表の地位にありました。
※なお、2018年5月12日、菅谷氏から「当時の私は行きすぎた面があったということは深く反省し、発言を撤回します。 人にはそれぞれの生き方がありますし、考えが移ろいでいくのも当たり前のことです。それ を強制的に意識を変えようとしたこと、意識をとどめようとしたことは誤りです。また私の当時の言動から結果的に私自身も大きく傷つきました。人生において、今後そういった言動 を私はしないでしょう。 」との発言があり、当該発言は撤回され、謝罪されています。ですので、ここで菅谷氏を非難する意図はありません。ただ、当時こういった発言があり、SNと菅谷氏の関係性が悪化していた、ということを歴史的事実として示すものです。

3.2017年4月から

2017年4月に、私は東京に転居します。東京に転居したことにより、りべるたんに物理的に関わることとなり、私のりべるたんにおける地位、役割は飛躍的に増大することになります。

(1)菅谷対SN問題

当時問題になっていたのは、菅谷氏が管理していたりべるたんの会計が、不透明すぎるという問題でした。本来月に一回行われるはずの経理報告が、半年以上行われておらず、いつ誰がどのくらいりべるたんの運営費(分担金)を支払ったのかすらも記録されておらず、金銭の出納が全く記録されていない状態でした。しかも、キャッシュカードは経理担当者によって紛失され、その事実がりべるたんに報告すらされていない状態でした。
2017年4月20日の運営者会議において、経理部、具体的には菅谷氏に対して以下の事項を求める内容が議決されました。

・お金の収入・支出をしっかり記録して、その内容を公開してほしい。(お小遣い帳レベルでいいので、お金の出入りを記録してほしい)

・通帳を持っている人しかお金の流れがわからないのは問題である。ネットバンキングを導入するなど透明性を。

・経理報告しっかりしてほしい

・キャッシュカードの紛失について、いつから紛失していた、誰が紛失した?、誰が持っていた?管理しっかりしてほしい。経緯を明らかに。
これらは、何れも、皆の共有財産を管理するという菅谷氏の義務から考えて、当たり前のことです。

ところが、菅谷氏からの弁明は、呆れたものでした。彼の発言をそのまま引用すると

「私にとって経理業務はりべるたんを財政破綻させない事が最重要課題であり、詰まるところそれさえ出来ていればよいという考えです。現状において私は経理において今以上のクオリティを発揮することは申し訳ありませんができません。SNさん、上記の問題解決のためにひと肌脱いで頂けませんでしょうか。」


2017年4月22日(土) 12:04『[kgr-libertin:2847] Re: 20170420 運営者会議議事録』

とのことでした。

まず、「りべるたんが財政破綻しさえしなければそれで良い」という態度は問題です。そもそもりべるたんにおいては経理の報告を月一で行うことになっていました。また、菅谷氏は、過去何回もりべるたんを財形破綻の危機に陥らせていたのです。また、「私は経理において今以上のクオリティを発揮することは申し訳ありませんができません。SNさん、上記の問題解決のためにひと肌脱いで頂けませんでしょうか。」というのも問題です。なぜなら、彼は前項において述べたように、「SNとは一緒にやることはできない」と発言し、SNを経理業務から排除し、自分が独占的に経理業務を引き受けたのです。にもかかわらず、「実は私は能力的に経理は無理です、SNさんなんとかしてください」というのは、端的に言えば無責任であり、彼は2016年後期総会において、SNを経理から排除するという私怨のために、自らの能力的に不可能な業務を自ら引き受けたということになります。どのように善意に解釈したとしても、彼の発言は許されないものでした。私は、それに対して

「(菅谷氏は)根本的なところから認識が誤っています。1円単位誤らず計理しろというつもりはありませんが、問題外です。破たんさえしなければ管理はずさんでもいいというのが「経理」なんですか?あなたさえよければ私が業務を引き継ぎます。了承されるのであれば、4月中をめどに業務を引き継げるよう、主要な事項について文書にして引き継げるようにしてください。」


2017年4月22日(土) 12:54『[kgr-libertin:2847] Re: 20170420 運営者会議議事録』

と返信しました。すると、彼は自らの過失は棚に上げ、私の「問題外です」という5文字について、「SNは攻撃的だ」と騒ぎ始めたのです。これが、2017年春の、和田さんが言うところの「菅谷対SN問題」の真相です。

和田氏は、この問題について、以下のように述べています。

りべるたんの経理を菅谷氏から引き継いだSNさんが「菅谷は経理を適当にしていた。」という理由で菅谷氏を主にメーリス上で一方的に糾弾したのです。
(中略)
ここには恋愛関係が絡みます。運営者のWTさんをめぐって起きた2人の人間関係のこじれ、嫉妬という面もあったのでしょう。しかし、あくまでSNさんの菅谷氏を糾弾する理由は表向きは経理の件でした。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

これには、多くの事実認識の誤りがあります。

まず、経理を引き継いだ私が、菅谷氏の非を糾弾したのではありません。菅谷氏の経理の適当さがりべるたん内で問題視された結果、彼が責任を放棄し、その後始末をSNがすることになった(引き継いだ)のです。時系列が完全に逆転しています。

加えて、「菅谷氏を主にメーリス上で一方的に糾弾した」というのも異なります。まず、発端は私ではなく2017年4月20日の運営者会議がそもそもの発端です。その会議の結果を踏まえて菅谷氏に実態を確認したところ、彼が開き直って攻撃的だと怒り出して、責任を放棄したのです。私が私の一存で菅谷氏を突然糾弾したかのように和田氏は書いていますが、これはそもそも前提から誤っています。和田氏はその会議に当時参加しており、知らないとは言わせません。議事録も残っています。
また、私が恋愛関係にかかる嫉妬を理由として菅谷氏を糾弾したかのように書いていますが、これも誤りです。
確かに、私と菅谷氏の間には、運営者であるWTさんを巡って、恋愛絡みのトラブルがありました。その内容はこうです。
2014年4月現在、WTさんは菅谷氏と付き合っており、りべるたんにおいては、公知の間柄でした。しかし、詳細な時期は不明ですがWTさんは菅谷氏と別れたようです。菅谷氏本人とWTさんの両方から、それを聞きました。
かねてから仲の良かったWTさんと私は、菅谷氏と別れた後である2014年5月11日から男女として付き合い始めました。

すると、数日後菅谷氏から連絡があり、文京区にある大塚公園に呼び出されました。もしかすると決闘でも始まるのかとドキドキした記憶があります。なぜなら、当時のりべるたんには「喧嘩するときには公園に行こう」というルールがあったからです。しかし、私は菅谷氏と別れた後のWTさんと付き合ったのであり、浮気でも何でもありません。私は正直なぜ呼び出されたのか不思議でした。
公園で彼に会うと、殴りかからんばかりに興奮して彼はこう言いました。

「WTさんが俺と付き合っていたのは知っているだろう。(SNが)僕の友達なら、なぜ俺と別れた直後の女(WTさん)と付き合うんだ」

菅谷圭祐

正直、わけがわかりませんでした。彼は私がWTさんを奪ったのでも、浮気したのでもないことは承知した上で「俺と別れたばかりの女と付き合うのは友達としての信義に反する」というのです。理解不能です。私は

「君が本当に女性を一人の独立した人格として尊重しているならば、自分と別れた後の女性がだれと付き合おうと問題ないはずだし、ましてやその女性や相手の男性(SN)に文句を言うことなどないはずだ。君は、WTさんのことを独立した人間ではなく、モノとしてみているからこそ。そういう発言が出るのではないか。私はそのような女性蔑視の立場にたった発言に、同意することはできない」

SN

と反論しました。すると、菅谷氏は「あーあー!もうわかった!もうわかった!もういい!」と叫びだし、公園から去りました。
以降、一方的にSNおよびWTさんは、菅谷氏から敵視されることになりました。以上が菅谷氏との恋愛トラブルの真相です。

読んでいただいたらわかると思うのですが、端的に言うとこのトラブルは菅谷氏がSNに女性を取られた、という性質のものです。わかるでしょうか。彼女を取られた側である菅谷氏が、SNに嫉妬することはあったとしても、彼女と新たに付き合い始めた私が交際相手の過去の男である菅谷氏に対して、嫉妬を覚えることなどありえないのです。一体私は何に嫉妬したと言うのでしょうか。和田氏の言うことは全く事実関係を調査しない、事実無根の「和田氏の脳内妄想」とでも言うべきものです。

その後、非協力的な菅谷氏と50通近いメールのやり取りをし、複数回の郵便物のやり取りを行った挙げ句、経理業務を引き継ぐことができました。彼のりべるたんに対する熱意を全く失われていたのですが、彼はモチベーションの変動が活動量に直結するタイプの人間であり、引き継ぎのために必要な連絡も散漫であり、大変苦労したのを覚えています。

和田氏は、この時期、自らの信奉する菅谷氏に対しては接触を試みる一方、私に対しては一切の接触を取ることはありませんでした。仮に菅谷氏と私のやり取りが「問題だ」というなら、彼は副代表として関係者両方の言い分を聞くべきです。しかし実際は、一方の言い分だけ聞いて、それをもとに総括文を書いています。

また、私は自らの職務を責任を持って遂行していました。和田氏は

もっとも、いつも彼の仕事ぶり誠実とは限らなかったです。彼(SNさん)の精神が不安定になると「仕事をしばらくしない→急にやる気になる→仕事をしばらくしない」の繰り返しでした。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

といいますが、私は経理部の最も主要な業務である月例の経理報告については、欠かさず作成していました。また、引き継ぎにかかる菅谷氏とのやり取りも、精力的に行っていました。私も人間であり、仕事に波が全くないわけではありませんが、自らの義務については、欠かさず果たしていました。和田氏は、2017年当時の私の業務が不安定だというのであれば、具体的に指摘してください。月例の報告については、りべるたんのメーリングリスト上に、具体的な日付とともに記録が保管されています。
また、私の業務遂行が不安定で問題だというのならば、前任である菅谷氏の業務遂行は、先に述べたようにより大きな問題であったはずです。彼は菅谷氏については問題視せずむしろ擁護し、SNに対しては根拠を示さず糾弾しているのです。これは、和田氏が私を敵視する一方で菅谷氏を信仰ないしは信奉しているからにほかなりません。自らの心の中の弱さや感情によって、事実関係を捻じ曲げているのは、他ならぬ和田氏なのです。

(2)窃盗の連続について

(ア)1件目の窃盗-KT君案件

この頃、りべるたんで窃盗が多発しました。一件目はKT君の事案です。
事実関係は概ね和田氏の指摘するとおりですが、話し合いを重ねた結果「犯行可能時刻はわずか5分ほど、外部から侵入の形跡もなく、KTくん以外の人間はみんなアリバイがあり、KTくんの主張を全面的に認めたとしても、KTくんが犯人としか考えられない」というものでした。
当時のりべるたんは性善説を取っており、何回窃盗が発生しても財布は机や床の上に放置され、そのたびに窃盗が発生していました。また、窃盗が起きても「私達の中に犯人などいるはずない、突如として外部から現れた窃盗犯が、風のように現れ、風のように去っていったに違いない。」といった、希望的観測に支配されていました。
KTくんの件は異なりました。まず、複数人の運営者が入り口付近にいたため、外部からの犯人説は否定されました。私達の中に窃盗犯がいる。この事実にりべるたんは混乱します。唯一KTさんだけが、複数回発生した事件全てにアリバイがなく。犯人であろうと思われました。
私達は苦渋の決断を強いられました。現認していない以上、感情として犯人と言い切ることはできない。しかし、証拠とアリバイが、彼が犯人だと示していました。刑事裁判で用いられる「高度の蓋然性」をもって、彼が犯人でした。私達はKWくんが主導して、彼を追い出しました。

もちろん、もし冤罪であれば、我々は彼に謝らなければなりません。しかし、冤罪である可能性は、当時全くありませんでした。

(イ)2件目の窃盗-鶴見さん対NTさん問題

二件目は、「鶴見さん対NTさん問題」でした。
またしても、和田氏の文章は事実関係を根本から間違えています。和田氏は以下のように述べています。

ついにはりべるたんの会議の中でもNTさんは鶴見さんへの批判を開始します。
そのままでしたらおそらく、鶴見さんが追い出されていたことでしょう。
私も会議前後には、NTさんには「代表として鶴見を何とかしてほしい。私は被害者だ」と、SZさんからは「りべるたんの現状に失望しています」と強く迫られました。

会議で私は何も話すことができず、熱っぽく話すNTさんを前に傍観するばかりの私でした。
その時、会議にSNさんが登場。SNさんは「鶴見くんはお金を取られた上に疑われていてかわいそうだ」と主張しました。SNさんと鶴見さんは関西時代からの友人でした。

友人をかばうのは当然だと思います。ここまではよかったのだけど、その後SNさんは「ここに居る傍観者も共犯である。あなたたちも加害者だ」という趣旨のことを話し始めました。

そのあとSNさんに押し切られる形で、NTさんへの「なぜそんなことをしたのか」やまた、「NTさんはりべるたんの金を不正に流用しているのではないか」などの「ヒアリング」をすることになった経緯があります。ちなみに鶴見さんにもヒアリングをしました。友人関係のSNさんが…これも不公平でした。

結局、それは今思うといじめでした。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

まず、「鶴見さんが追い出されていたことでしょう。」とありますが、これは異なります。その時すでに鶴見くんはKWくんによって追い出されていました。しかも、りべるたんにおける意思決定ではなく、KW君の独断によって、鶴見氏は自らの生活環境を奪われていたのです。ある人物の独断によって、ある人物が生活基盤を不当に奪われていたという事実があったのです。その点をまずは前提事実として認識せねばなりません。

この騒動について、当時私は自分の見聞きしたこと、判断したことを「総括文」という形でまとめ、りべるたん内部で公開しています。
その文章によると「鶴見くんはお金を取られた上に疑われていてかわいそうだ」などと私は主張していません。

事実はこうです。会議に遅れて参加したとき、和田氏とSB氏は沈黙し、それ以外の参加者が主に話をしていましたが、一言でまとめると、「鶴見氏の悪口大会、本人不在のリンチ」とでもいうべき惨状でした。(なお、和田氏はのちにこれを「鶴見君を追い出す謀議」と表現し反省しており、SB氏は「鶴見君に対する一方的な批判」と表現しています。)

そこで私はまずやったことに対する「評価」ではなく、起こったことの事実関係を確認することから始めるべきだと提案しました。

そこで、鶴見氏を非難する全参加者から、一体どういった事実を批判しているのか、会議の中で、和田氏含めた全参加者立会のもと順番に聞いていきました。

すると、驚くべきことが明らかになりました。皆の言っていることが、全く具体的な事実に基づかない、単なる感情論による批判だったのです。
例えば、ある人は「鶴見くんはNTさんに対して人格攻撃、個人攻撃を行った!許せない!」と言っていました。そこで、私はその人に対して「具体的に人格攻撃とは、どういった発言ですか?」と尋ねました。そうすると、「内容はわからないし、私も具体的に見たわけではない」というのです。
また、「鶴見くんがNTさんに一方的に罵声を浴びせていた!」という人もいました。そこで、詳しく聞いたところ、最初に大きな声を出して恫喝まがいの行為をしたのはNTさんであり、鶴見くんは最初は我慢していたものの、ついに堪忍袋の尾が切れ、言い返してしまった、というのです。つまり、一方的に罵声を浴びたというより、贔屓目に言っても単なる口論だったのです。
要するに、いままで被害者とされていたNTさんの発言をもとに鶴見くんを批判していましたが、よくよく話を整理してみると、NTさんの言うことに疑念が生じ、鶴見くんは不当な非難を受けていたということが明らかになりました。

要するに、トラブルが起きた、その際に一方の当事者であるNTさんの言うことにだけを信じ込み、事実関係を確認することなく鶴見くんを悪者だと決めつけ、独断によって鶴見くんから生活基盤を奪い取り、追い出していたのです。

和田氏が言うように、「ここに居る傍観者も共犯である。あなたたちも加害者だ」とは言っていませんが、似たようなことは言いました。それはどういうことかというと、「事実確認もしないで誤った認識をもとに、言い分も聞かずに鶴見くんを追い出したのは暴力である。あなた達はその加害者であるという自覚があるのかということです。これは全く正しいと思います。

そこで、私は「とにかく、事実関係を明らかにするために、双方から詳しく事実に基づく話を聞くべきだ」と提案しました。これが和田氏の言うところの「ヒアリング」です。

和田氏は「ちなみに鶴見さんにもヒアリングをしました。友人関係のSNさんが…これも不公平でした。」と言いますが、言っている意味がよくわかりません。というのも、当時も今も、りべるたんの構成員は、互いに「友達」であるという暗黙の了解があるからです。おそらく当時、私と和田氏も「友達」だったでしょうし、他のメンバーとも「友達」であったはずです。和田氏もそれは同じです。りべるたん内は、いわば小さな友達集団であり、本件はその中の友達同士のトラブルと言っても過言ではありません。鶴見氏と私が友達関係にあるから、私が鶴見君へのヒアリングを担当したことが不公平なら、他の誰が担当しても不公平となったはずです。もちろん、和田氏や井田くんがNT氏にヒアリングを行ったことも「不公平なヒアリング」となります。私がヒアリングを行ったことが不公平なら、いったい誰が適任だったのでしょうか。具体的に指摘してほしいものです。

また、私は、その日の会議において、鶴見氏へのヒアリングはSNが適任であるとして選出されました。それは何故か。私とSB氏以外の(和田氏を含めた)会議参加者がすべて「鶴見君を追い出した当事者」であり、鶴見君から「感情で話し合いにならない」と看做されていたからです。第三者的立場から、冷静に鶴見氏と話し合いができ、鶴見氏がそれを受け入れてくれそうなのが、私くらいしかいなかったのです。また、私は鶴見氏へヒアリングを実施し、鶴見君の述べた内容をそのままりべるたんに対して報告を行っています。鶴見氏が友人だからと言って、不公正なヒアリングが行われた事実など一切ありません。にもかかわらず「これも不公平でした。」などというのではなく、何がどう公正さを欠いていたのか、具体的に和田氏は述べるべきです。その状況を述べず、前提事実も記さず、如何にもSNが友人関係を理由に不公平なことをしていたかのように言うのは、事実に反し、私の名誉を棄損するものです。

この会議について、和田氏は

その時、もう鶴見君の存在すら空に浮いていて「あいつを罰しなきゃいけない」「被害者がいるんだ」というムードばかりが加速してしまったのを覚えています。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

と言っていますが、そんなことを感じていたのは和田氏だけです。私は少なくとも「有耶無耶になっている事実関係をきちっと確認せねば」という思いで、鶴見氏やほか関係者とも折衝を行っていましたし、当該会議の参加者から「SB君とSN君のおかげで鶴見君に対する誤解が解けて良かった」旨の感謝の発言を受けています。少なくとも、問題解決に何ら一切の寄与をしなかった和田氏に、事後このようなことを言われる筋合いはありません。

とはいっても、これは「お前が思ったんならそうなんだろ、お前の中ではな」という類のものなので、否定することはできません、しかし、少なくとも当時和田氏はそのような思いは少しも見せず、嬉々として議事録作成に取り組んでいたということだけは、記しておきます。

同時にNTさんを弁護した映画監督の早川さんとSNさんは口論を始め、その後ライン上で何万文字のやりとりを費やして争った早川さんも結果、りべるたんに居づらくなってしまいました。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

早川氏とのトラブルについては、ここでは詳述しませんが、当時彼女は「活動中のりべるたんの運営者」ですらありませんでしたし、早川氏がりべるたんを去ったのはこの騒動よりずいぶん後の、別件に関することが発端であり、りべるたん執行部から「出入り禁止」を言い渡されたからです。すくなくとも本件において「居づらくなった」と言う事実はありませんでした。

SNせいで人が去ったかのように印象付ける印象操作でしかありませんが、事実とは異なります。

(3) その後の和田氏とSNとりべるたん

(ア)問責決議案について

和田氏が代表になってから、菅谷氏時代と異なり、その事務レベルが大幅に低下しました。

例えば、りべるたんには「告知や全体へのお知らせは(運営者全員が加入している)メーリングリストに投稿すること」というルールがあります。

しかし、和田氏は意図的かうっかりかはわかりませんが、このルールを守らないことが多くありました。

一部の人が加入しているライングループで日程調整や会議の告知を行い、全体に告知がなされないということがありました。
また、一部の人の予定のみを考慮して、会議を開催する、ということが横行しました。

私は、それに対して、「ルールを守ってメーリングリストで告知をするように」と、注意をするようになりました。

※「会議はメーリスで告知するように」と注意喚起。和田氏への初めての依頼

また、会議の当日になって「やはり、本日は会議を行いません」といったこともありました。


※会議が突然延期され、遠方から参集していた運営者もおり、大変迷惑がかかった。

私は、長年代表を経験してきた菅谷氏から、はじめて代表となった和田氏が、うまく代表としての事務を行えないことはやむを得ないことだと考えていました。むしろ、新代表を皆でサポートし、菅谷代表の後任として一人前の代表に育成することこそが、りべるたんという団体が続いていくための鍵だと考えていました。左翼団体でも、後継者の育成に失敗した団体の末路は、悲惨なものです。りべるたんは「できる人が引き続きやる」という体制から、「出来ない人ができるようになる」という体制へとシフトすることが重要だと考えていました。

そこで、私は、まず「これまで明文化されてこなかったルールを、明文化し、可視化することが大切だ」と考え、2017年9月29日のりべるたん総会において「【提起】会議運営について」を提案し、これが可決されました。

これは、りべるたんにおける意思決定の場である会議について、きちんと開催案内を出そうとか、議事録を書こうとか、民主的に運営される団体であればごく当然の事項を数項目、箇条書きにしたものでした。

私は、このルールを和田氏に遵守するよう求め、それでもなお遵守されなかったので、彼に「会議のリマインドの具体例」を示しながら、会議の開催方法について、懇切丁寧に指導したこともありました。私から和田氏に「こうした方がいいのではないでしょうか?」と提案し、彼が「勉強になります」とこれに応じる、といったやり取りがありました。

【当時のラインのやり取り】

2017/09/25(月) 23:16 SN お疲れ様でした。 和田さん以外の人から出ている提起を「次の会議で話し合うこと」として、一覧にしても良かったのではないでしょうか。
23:17 SN 例えば、私が出してる会議開催のやり方の件、NTさんの件についての総括の件、不正会計の件 があります。
23:20 t.wada わかりました。 追伸という形で改めて投稿します。出先のため、少しお待ちください
23:22 SN こちらの意図が伝わっていなかったようで、伝え方が悪くてすみません。 要するに「会議で何を話し合って、何を決めるのか」ということを、整理したうえで会議をしてほしい、ということです。 そうしないと、会議がグダグダになって、提起したことが無視される、ということです。
23:24 SN だから、それをリマインドの時に、「議題の一覧」としてほしい、ということでした。 加えて、「リマインド」のメールは、それ単体でもいいので
23:25 SN 先に投げるべきです。 詳細な代表所感や、各部報告は、別メールにしてもよいし、経理部はSN、居住部はKW等、分担してもよいのです。 23:27 SN 「代表所感を書き上げるのが遅れたので、リマインドも遅れる」というのは、避けた方が良いです。
23:28 t.wada この場合だと…。和田からは「ソフト路線への転換」と言う点を、SNさんからは「NTさんの件と不正会計の件」を、と言う風に議題を明確にするべく再度メーリスにその旨流すべきでしょうか? 代表所感を書き上げるのが遅れたので、リマインドも遅れた点は反省材料とします。 23:29 SN 会議の開催案内って、見たことありませんか?
23:30 t.wada 正直、疎いです。良くわからないです。
23:30 SN https://www.japanpost.jp/ir/stock/meetings/
23:30 SN ・いつ、どこで会議をやります、話し合うことはこれ、これ、これです。
23:31 SN それが、開催案内(招集通知)、だよね。
23:32 t.wada なるほど…。この場合だと「決議ご通知」のpdfのようにすると…。そういう感じでしょうか? 23:33 SN 決議ご通知は結果を知らせる文書ですが、書き方としては参考になるかもですね。その会議への報告事項と、会議やるよーっていうお知らせは、別のものなので、一通のメールにする必要はないです。
23:35 SN あと、長い文章を投稿するときは、文頭にサマリー(要約)を箇条書きすると親切ですね。
23:36 t.wada なるほど…。そういうものなのですね。勉強になります。今回はもう送付してしまいましたが…次回は参考にします。とりあえず、今回に限っては後追いのメールで「運営者から議題としてあげてほしいこと一覧」を流すと言う感じにしましょうか。
23:37 SN それでよいと思います。
23:37 t.wada 了解しました。ありがとうございます。
23:48 SN [ファイル]
23:50 SN もし私が和田さんなら、こんな感じで作ってリマインドすると思いますよ。(長くなるので、各部報告は別メールで流すとおもいます。) あと、「そこらへんを総会で話したい」というのはその通りなのですが、総会で何もないところから話を開始するのは現実として難しいし、参加する側も「話したい」だけだと、事前に考えることができません。
23:51 SN ですので、話したい、のであれば 「私はこう思うが、こうすべきだと思う、これについて話し合ってほしい」とすべきでしょう。
23:52 SN [ファイル]
23:52 SN すいません、こっちを見てください。 23:56 SN 例えば、物件の契約の件 「この体制のままでいいのかを再度確認したい。」とありますが、読んだ方にしてみれば「別にいいんじゃないの?」としか言えません。 例えばですが、「〇〇さんが保証人をやめたいと言っているので、代わりの人を決める必要があると思うが、どうするべきか話し合いたい」とか「今の物件よりいい物件があるので、そちらを契約したいと思っているが、どうだろうか?」など、具体的な話があれば、みんな考えたうえで会議に臨めますよね。
23:57 SN 事前に議題を出す、というのは、そういう意図です。 色々あるのに、一から話し合いを始めてたら、夜が明けても終わりませんよ。
23:59 SN 例えば、NTさんのトラブルの件も、一から話をして、それを取りまとめて、としていたら、本当に終わりませんよ…
2017/09/26(火) 24:00 t.wada 了解です。勉強になります。 そうですね……話し合いのための話し合いではなく、決定するための話し合いが基本ですからね。その辺りの認識、改めたいと思います。

また、和田氏は以下のように述べています。

この時期には、りべるたんは毎月のように「イベント」を繰り返しました。
なお、SBさん、SNさんは「りべるたんの外から人を連れてくる」「イベントを主催して人を集める」というテーマにはあまり関心がなく、ほかの10近いた他の運営者もそう熱心では無かったです。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

とありますが、そのようなことはありません。むしろ、和田さんは自分の力のみでイベントを開催したとでも思っているのでしょうか。

例えば、和田氏がイベントで講師を呼んだことがあったのですが、彼が「講師にいくら謝礼を渡すか」について決めておらず、当日になって謝礼を拠出しようとし、他の運営者の反対にあい合意に達せず、和田氏とで自腹を切って支払った、ということがありました。和田氏のイベント開催においては、私も可能な限り、裏から支援していました。

その後、その件の反省を踏まえ、2017年6月16日の運営者会議において「予算をあらかじめ決めて、イベントを企画するようルール化する。」ということが決まり、事前に予算と収支計画を立て、イベントを実施することになりました。イベントの企画書が書けない和田さんに対し、以下のようにアドバイスしたこともありました。

【当時のラインのやり取り】

2017/10/06(金) 1:47 SN イベントについて、計画を作って、それに沿ってやっていく、ということは以前決まりましたが、それについて、計画とか立ててみませんか?
1:48 SN 食費はいくら位想定?仲さんにはいくら払う?赤字が出てしまった場合誰が負担する?YOさんとか、WTさんとかが指摘していたこと、実践してみませんか?
1:49 SN 和田さんの中では、色々考えがあるのかもですが、他の人にも共有してほしいです。
1:50 SN あと、やるからには「儲かればいいなあ」ではなく、儲けを出せる見込みを持つ必要があると思いませんか?
1:55 SN 信用してないわけではないです。ただ、情報共有をもっとしてほしい、計画もみんなに共有してほしい、、ということです、、、
4:39 t.wada 向こうにも書きましたが「飲みもの」と「酒」は違うモノだと思っていました。その当たりの認識の問題です。仲さんには3000円と考えています。赤は僕が被ります。ご指摘ありがとうございます。
7:51 SN すみません、いろいろと。せっかく企画してくれてるのに YO、WTもイベントの件は気にしていたので。 個人が自腹覚悟でやるのはあまり健全ではないかもです。赤がでたら全体でかぶればいいでしょう。
7:56 SN そのためにも「和田くんの構想があって、和田くんにに聞いたら教えてくれる」ではなくて、事前にイベント企画書を全体に共有したらよいのではないのかな、ということです。
7:56 SN ノートに投稿しました。
8:03 SN 上記、菅谷くん執筆の企画書ですが、ここまで詳細化する必要はないとしても
8:04 SN ノートに投稿しました。
8:04 SN 上、WTさん提案の、イベントのやり方です。参考にしてください。
8:08 SN とりあえず、企画書書いて全体に共有しませんか?ラインではなくて。
8:50 t.wada いえいえ……。ご指摘ありがとうございます。 日曜日昼までに仲さんの件の企画書をメーリスにあげます。

しかし、和田氏は徐々に「はい、わかりました」というが、実際にはやらない。「異議がある方はコメントください」と告知しておいて、異議のコメントを投稿すると、無視するといった行為を繰り返すようになりました。

そして、和田さんと以下の通りやり取りがあり「嘘をつくことはやめてほしい」という意図を伝えました。

【当時のラインのやり取り】

19:41 SN 色々説明して、何度も話て「指摘ありがとう」といわれ、わかってくれたかと思ったら、指摘したり色々送ったことが(今朝もそうですが、やろうと思えばすぐにでもできることなのに)丸々無視されていたり、先日の会議の日程ぎめもそうですが、異議を出すと無視されたりすることが続くと、「和田くんは私の話を聞くつもりがないのかな?」と思ってしまいます。そんなことはないとは思いますが。
19:44 SN なんか、今の状況は「SNがうるさく言ってきたから、仕方なくやってる」ように見えてしまいます。 今日、あれだけ色々資料を送り、アドバイスしたことが全く伝わっていなかったことは、ショックでした。
19:50 t.wada 自分の中での「このくらい」とSNさん含めた他の方々の「このくらい」にどうしてもかなりの差異が出てきてしまいます。 今朝の件にしましても「とりあえずこのくらい」と言う部分に甘さがあったと思います。 僕としましては……ご指摘されたら今朝のようになるべく速やかに直すようにはしますので、本当に申し訳ないですが……ご容赦願います。 人を呼びたいのは私の意思なので「SNさんに言われたから」ではありません。最もそう見えてしまう部分もあるのだろうと思うので、その辺りのことは意識したいです。
19:59 SN あれだけ説明して、伝わったと思ったのに、「このくらい」と判断され、切り捨てられているところにショックを受けています。私の話したことは、和田くんにとって、すぐできることなのに、これくらいで片付けられてしまうことなのだな、ということにです。 容赦するではなく、ただショックを受けているだけです。 表向きは「わかりました」と受け入れるが、「このくらい」となってしまう、行動と言ってることが乖離しているのは、誰に対しても不誠実ではないかな。
20:01 SN もし、自分の考えと違うと思うなら、相談するなり、意見を言うなりすればいいのではないですか。 「わかってくれたと思ったのに、伝わっていなかった」のは、すごくショックです。 安易に「指摘ありがとう」とか、その場しのぎのイエスを言わないほうがいいんじゃないかな。
20:02 SN こうやって、直接ラインをしているのも、代表としての、イベント主催者としてのメンツを潰さないため、配慮しているつもりです。

しかし、彼の虚言癖は、その後も改善されることはありませんでした。

和田さんは以下のように述べています。

さて、冬あたりから、再びSNさんがりべるたんの活動に「熱心」になりつつありました。
熱心といっても精神は不安定な様子で、私に対しての「教えてやる」という高圧的で少し闇を感じる姿勢が目立っていました。
この時期、特にSNさんは私は実務(特に連絡や事務作業)が出来ないと糾弾してくるようになりました。確かに彼の言う通りの面はあったと思います。私も怠った部分はあります。そこは認めます。

しかし彼の「教えてやる」「私は代表を立てているんだ」という態度は日に日に強さを増していき、それと共に私の精神は急速に疲弊していきました。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n8cf5c07428a7

しかし、冬当たりから突然和田氏に何か働きかけたというよりも、それ以前から和田氏が行き当たりばったりの、その場しのぎの虚言を弄するようになっていたため双方が疲弊してきていた、というのが実情です。

この時期、私の精神状況が落ち込んでいたことは事実です。

しかし、実務(特に連絡や事務作業)が出来ないと糾弾してくるようになりました。と言いますが、ここまでのやり取りに「糾弾」と呼べるものはあったでしょうか。「教えてやる」「私は代表を立てているんだ」という態度など、感じ取れるでしょうか。私は感じ取れないと思います。

私は一貫して、敬語で、丁寧に、お願い(提案)口調で、懇切丁寧に和田氏とやり取りをしてきました。嘘をつかれても、裏切られても、彼の心が弱いことを知っていましたから我慢していました。

はっきり言います。私は彼に対して糾弾や高圧的な態度など、取っていないのです。ただ、代表の任務は彼にとって荷が重く「SNから追い詰められているんだ、糾弾されているんだ」と自分の心に逃げ場を作って、相手を悪者にすれば、自分の心は自らの無能さから守られる。彼は私を悪者にして、自らの精神を防衛しているにすぎないのです。

和田氏の文章にこうあります。

SBさんは初めのうちは紳士的に聞いてくれました。しかし、少しずつSBさんの口からは「和田はだめだ、和田は代表失格だ、和田は何も考えていない。和田に自分は傷つけられた」等の発言が増えてきます。 特に2人の中での会話の中で、彼から「俺にはうそをつくなよ」という趣旨の言葉がよく飛び出してくるようになります。この言動は後に尾を引くことになります。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n8cf5c07428a7

確か複数回、私がSNさんに深夜に責められた際、その場にいたTZさん(福祉系のアクティビスト)、KWさん、YTさんあたりの人が(正確には覚えていないけど)は間に入ることもなく、SNさんの罵声にただ無言で頷いているばかりでした。それどころか「和田君も悪いところもあるよね」と同調するようなことをいう人までいってくる始末でした。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

さて、なぜでしょう。代表であるSBさんや、周囲にいた複数の運営者(しかも、弱者に寄り添う立場の福祉系アクティビスト含む)がそろって、「和田君も悪い」、「和田は嘘をつくな」と忠告する。何故でしょう。

私がおかしくて、ハラスメントで和田氏をいじめていたのであれば、さすがに誰か一人くらいは私にストップをかけるはずです。しかし、それはない。私が一方的に間違っているなら、こんなことは起きるはずがない。何故でしょうか。

なぜなら、和田氏は私以外の他の運営者に対しても嘘つきであり、彼の虚言癖は、(少なくとも和田氏に深く関わったことがある人間ならば)りべるたんにおいて周知の事実であるからに他ならないのです。私が和田氏にハラスメントを行っているというよりも、彼の自己防衛のための虚言が常軌を逸していたのです。この発言は、端的にその事実を示しています。

そして、彼が問題視する「問責決議案」を私は提出します。

和田氏は、こう述べています。

簡易に説明をすると、2018年の4月にSNさんは私に対して「お前は私にプレッシャーをかけたのだろう?」と言い、自分は否定しました。
その時、新代表のSBさんは「これは和田君が悪い。和田君はいつもうそをついている」と裁定して、SNさんの味方についたのです。

それを見たSNさんはそれ見たことかと「和田君問責決議案」という文章を作成しました。

問責決議案には「SB新代表も和田君を批判している、私は正しい」という趣旨の文面がありました。
さらには「嘘をついた和田はりべるたんと私SNに対して背信行為をした。謝って許せるものではない。私は和田との友人関係を見直す」ともあったと記憶にあります。
こういう内容を彼はりべるたん内のメーリスに流します。

しかし、実際はそのような発言はしていません。これは証拠があります。以下になります。

2018/04/09(月) 1:03 SN 本日、監査の趣旨について和田さんが私に、総会で言ったこととは違う、虚偽の説明をしていたことが明らかになりましたが、非常に残念です。(総会では「SNにプレッシャーをかけるのが目的」と言いながら、私の質問に対して、報告書をよく読むという努力目標だとか、その場しのぎの適当な嘘ついたことです) あなたとの、今後の友人づきあいそのものから今後考え直したいと思います。あしからず。
1:41 t.wada その場しのぎの話をしてごまかしたのは私の責任です。 申し訳ないと思います。ごめんなさい。

まず「お前は私にプレッシャーをかけたのだろう?」と言いとありますが、そもそもそんなこと言っていません。
自分は否定しました。とありますが、否定していません。

本当に、どこまで嘘をつけば気が済むんでしょうか。

この件の経緯は以下になります。

まず、2018年3月15日のりべるたん総会において、和田氏が提起をしました。私は出席しておらず、議事録によれば以下の通りです。

(和田)和田、SBで監査部を作りたい。

(M)運営者が意識を持ってチェックしていけばよいのではないか?会計が不透明になってないか?

(和田)グラフなどで具体的に報告せれていて現状会計の透明性は担保されている。

(鶴見)監査部は独立して設立するのか。

(和田)監査部は経理部の内部に設立する[経理部監査担当]SNにすべて負担させないようにしたい。

そして、和田氏の提案は可決されました。

そのため、私は監査担当である和田氏から「監査」を受けるため、和田氏に対して問い合わせを行いました。

2018/03/24(土) 12:46 SN 現在2月の報告書を作っていますが、何をどう監査を受ければいいのでしょうか? 回答がない状況なので作業が進められず困っています。 和田さん、回答をお願いします。(監査を提案したのは和田さんだと聞いています。)
13:09 SN とりあえず、完成したので投稿します。
13:27 wad SNさんが作成して頂いた会計報告書を特に意識して確認したいと考えて提案した次第です。 ゆえに報告書を投稿して頂いたら、確認させてください。 今まで以上に確認したいです。これは、こちらの努力目標という意味合いで提案致しました。 よろしくお願いします。仕事中なので以後、返信遅くなりませす。
14:27 SN そういう意図で監査したいというならわかりますが、その意図を全体に説明せず、ただ監査したいというと、私に対する他の人からの誤解を招くような気がします。ご配慮いただけると助かります。

上記のような問いかけと回答があり、監査担当とは言っても具体的な監査を行うわけではないとの回答がありました。
それを監査と呼ぶのか疑に思いましたが、ともかく、一旦は納得しました。

しかし、その後、2018年4月9日にSB代表、和田氏、SNの3名がりべるたんで一同に会する機会がありました。そして、監査の話になったのですが、SBさんから以下の通り和田氏に対して指摘がありました。

・和田さんはその場しのぎの嘘をついている。

・総会では「SNの経理業務を監視し、SNにプレッシャーをかけることが目的で監査をしたい」と言っていた。

・しかし、今、あくまでも努力目標であり、具体的な監査をしないと言っているのは総会で言っていたことと違う。

・言うことを変えるのはやめろ。

りべるたん代表SB氏

ちなみに、この時、私はほぼ一切発言していません。したがって私から謝罪の強要や、恫喝など、あろうはずがありません。

そして、和田氏はその場で謝罪しました。

同日の事後、ラインにおいても「その場しのぎの話をしてごまかしたのは私の責任です。 申し訳ないと思います。ごめんなさい。」と謝罪しました。

和田氏のブログでは

2018年の4月にSNさんは私に対して「お前は私にプレッシャーをかけたのだろう?」と言い、自分は否定しました。

その時、新代表のSBさんは「これは和田君が悪い。和田君はいつもうそをついている」と裁定して、SNさんの味方についたのです。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n8cf5c07428a7

とありますが、SNが嘘であることを追求し、SBさんが同調したのではありません。なぜなら、SNは問題となった総会に参加しておらず、そもそも「和田氏が嘘をついている」ということを知りません。嘘をついていることを知らないのに、どうやって「嘘をついているだろう」と追及するのでしょうか。

そうではなく、総会に参加していたSBさんという第三者からみて、和田氏の言っていることは、嘘であることは明白であったのです、そしてSBさんが、和田氏が「SNの経理業務を監視し、SNにプレッシャーをかけることが目的で監査をしたい」と会議で言っていたにもかかわらず、SNには全く異なることを言っている、と追求し、私も和田氏に対して

非常に残念です。(総会では「SNにプレッシャーをかけるのが目的」と言いながら、私の質問に対して、報告書をよく読むという努力目標だとか、その場しのぎの適当な嘘ついたことです)

SN発和田宛LINEメッセージ

と伝えたのです。私が「プレッシャーをかけているだろう」と和田氏を追求し、和田氏がそれを否定する、なんてやり取りは、ラインの画像を見てもらえば明白ですが、一切なかったのです。

私は彼にうそつきといわれています。なるべく、正確に書きます。2018年3月の会議で私は「SNさんにプレッシャーをかけるためにも監査役が必要」と言ったのにも関わらず、私は当人には「努力目標です」と言葉を濁して伝えてしまいました。私はうそでなく、言葉を濁したという認識です。そこに私の悪意はなかったし、彼らに私の内面を裁いて「うそつき」と認定する権利はないでしょう。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n051fb6336572

和田氏は、これについて、一度は「その場しのぎの話をしてごまかしたのは私の責任です。 申し訳ないと思います。ごめんなさい。」と謝罪しておきながら、今になって「あれは言葉を濁しただけだ、嘘ではない」と開き直っています。

しかし、これは明らかにおかしいです。

なぜなら、言葉を濁すとは、日本語として「はっきり言わないで、あいまいに言う。」(デジタル大辞泉)という意味だからです。

例えば、言うべきことを完全に言わなかったり、必要な情報を欠いた状態で発言すれば、それは「言葉を濁す」と言えなくもない、と思います。

しかし、彼は、本当は「SNの経理業務を監視し、SNにプレッシャーをかけることが目的で監査をしたい」というべきところを、まったく違う「具体的な監査はしない、単なる努力目標だ」というのは、「言葉を濁す」という領域を完全に超越しています。

また、私は「彼らに私の内面を裁いて」などしていません。私が問題視しているのは、あるXという事柄について、Aという時点と、Bという時点とで、言うことが変わっている、という問題です。私は和田氏の内面ではなく「発言」という外形上の問題を追及したのです。そこで、和田氏から「その場しのぎの話をしてごまかしたのは私の責任です。 申し訳ないと思います。ごめんなさい。」との発言があったので、「嘘をついていたんだな」と判断したのです。内面を裁いた、など、いったい何を言っているのでしょうか。

さて、なぜ私が和田氏への「問責決議案」を提出したのか、ですが、理由は以下の2点です。

1.和田氏からは、1年近くにわたり、先に述べたように以前から複数回にわたり嘘を重ねられており、そして今回再度嘘をつかれたため、もはや当事者間で話し合い解決することはできない、他の運営者の協力を仰ぎ、第三者立会いの下解決するしかない、と思ったこと。

2.自分で提案して制度を導入しておきながら、いざそれを実行する段階になると、監査対象であるSNから協力を申し出られているにもかかわらず、嘘をついてまで意図的に監査を実施せず、その任を果たさなかった。今後このようなことが続けば、りべるたんにおける会議にはなんの意味もなくなり、運営にも支障が出ると考えられ、個人間の問題を超越しているから。

そして、問責決議案には、以下のように付記しました。

【会議で決議してほしい事項】
これまで和田副代表には個人間で話をしてきましたが、このような嘘をつかれるのであれば、個人間で解決できる題ではなくなったと考えます。
会議にて事実関係を確認し、和田副代表に改善を求めるよう決議いただきたい。
なお、この提起をもって和田さんの役職からの解任を求めるものではありませんが、同様のことが続けば、解任動議にも発展しうる可能性があることは承知いただきたい。

問責決議

私が、彼を、彼が言うように人民裁判において処断しようと欲するなら、和田氏の解任であったり、除名であったりを提案したはずです。

しかし、それを問責としたのは何故か、それは、あくまでも彼に反省を促し、りべるたんの役職者としての成長を願ったからにほかなりません。

しかし、彼は反省はおろか、自分の精神を防衛するため、嘘を認めず、歴史を改変し、事実関係をゆがめ、偽りの総括文を書いています。

そして、おそらく私が、論理的に、証拠をもとに、反論することも予想しているのでしょう。彼は

少なくとも、自分はそういう認識の上に立っています。

彼は学識豊かな人間なので、これから彼なりのロジックを提示するのでしょう。彼が正当だと考えて、その根拠となる「証拠」も出してくるのかもしれない。

好きにすればいい。彼にはそうする意思なり、動機があるんでしょう。あの硬く整った彼の文章(彼の文章は中々、お上手です)を「私の非の追求」のために使うならそうすればいい。

しかし私はもう、これで終わりです。さようなら。

といい、実質的に議論を放棄しています。

私が彼に望むことは、まず、現実を受け入れ、自らの過ちを認め、自らの能力不足を自覚することです。

彼は、■■■■■■■■■■■■■社会から逃げ、自室に籠り、外部の人間を「悪者」にして自己を正当化することで、自尊心を保っているのでしょう。

※この部分は、和田氏代理人弁護士からの要請を踏まえ、削除されました。

そして、りべるたんで自分の自尊心を満たせなかった彼は、MAZARIBAであったり、自分のことを認めてくれる、特殊閉鎖社会に逃げるのでしょう。

結構なことです。願わくば、二度と人間社会に出てこないでください。

(イ)SNの酒癖について

さて、和田氏は私の飲酒について、以下の通り述べています。

私に対しても何度も「お前が悪いんだ、お前はわかってないんだ」という趣旨の話をりべるたんの居間や近所の中華料理屋で重ね重ね伝えてきたのを覚えています。

最初は「そうなのか。私が悪かったのか」と私自身は思ってしまっていたのだけど、だんだんこの人は「狂気」の持ち主なのではないかと気づいて、恐怖しました。
同時にSNさんが私を攻めた立てるとき、その場に居たりべるたんメンバーは何も言わずに見てみぬふりをするような感じになってきます。

10月ごろでしょうか。
確か複数回、私がSNさんに深夜に責められた際、その場にいたTZさん(福祉系のアクティビスト)、KWさん、YTさんあたりの人が(正確には覚えていないけど)は間に入ることもなく、SNさんの罵声にただ無言で頷いているばかりでした。それどころか「和田君も悪いところもあるよね」と同調するようなことをいう人までいってくる始末でした。

(中略)

今思えば、目の前に酒乱の人間の暴走したアルハラめいたパターナリズム一つに抵抗することもできず(私もですが)「よくもまあ政権批判だの沖縄や韓国の問題に首を突っ込めるなぁ」と思ってしまいます。

要するにアルコールの入ったSNさんの独演会が以後、りべるたん内で何度も発生しました。 特に和田、KWさん、KRさんは複数回もSNさんに絡まれています。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

当然ですが、私はお酒を飲みます。過去、お酒を飲んでトラブルを起こしたことがないわけではありません。したがって、彼の言うことを100%否定できない痛い事情があります。

したがって、通常の範囲内において、私が例えば説教臭くなったり、話が長くなったり等、通常の酔っぱらいと同様な範囲で酔った、という点については否定しません。

しかし、彼の言うような「アルコールハラスメント」というレベルかと言うと、それは明確に否定します。なぜなら、彼が言うように「周りが止めていない」からです。

詳述します。例えば、私がハラスメントに該当するような、「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」に定める「酔った勢いで公衆に迷惑をかけるような著しく粗野又は乱暴な言動」を行ったのであれば、当然りべるたん内でも問題になっているし、そもそもその場にいた人が制止するはずです。りべるたんはそこまで良識のない組織ではなく、過去酒に酔って迷惑をかけた運営者に対して「飲酒禁止令」が言い渡されたこともあります。

しかし、彼自身が言うように、だれも止めないし、ましてや私の話に同調する人すら出てきています。和田氏がりべるたんに出入りしていた時期において、私が酒の飲み方において、誰かから何らかの指摘を受けたり、迷惑だと言われたり、問題だと提起された事実はありません。彼は、私が酒を飲むという事実をいいことに、私にレッテルを貼ろうとしているのです。

また、彼が言う

私もSNさんがKRさんを泣かせるまで絡んだ日(SNさんはKRさんに対して、「熊手を買うのは左翼としてどうなのか。彼女が所属する某左翼政党の「〇〇の〇〇○論」という方針ついてはどう思うか」という理由で彼女を問い詰めるという下らないことをしていました。)には私なりにそれを止めようしましたが、全くダメでした。私があの時、十分、KRさんを庇うことはできませんでした。私は無力でした。私はまた負けました。

引用:https://note.mu/cramponasahi/n/n2b9d9cbe94b2

という件ですが、これはそもそも「酒によるトラブル」ですらありません。アルコールは入っていましたが、私は完全に覚醒しており、当時の記憶も保持しています。

事実関係はこうです。KRさんは、共産主義を標ぼうする国政政党に加入していました。そして、りべるたんにおいてもオルグ活動を行っています。また、りべるたんは周知のとおり、左翼ハウスという側面も有していました。

また、彼女が加入する党には、このような規約があります。

決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする公党としての責任である。

つまり、彼女は末端の人間ではなく、「党の施策を実行する一員」なのです。

また、彼女は平党員ではなく、党の細胞において役員も務めていました。そのため、私は、彼女に対して政治的議論を挑んだのです。

まず熊手については「熊手を購入したこと」について責めたという事実はありません。私が問題視したのは「購入した熊手をりべるたんに飾った」ということです。

どういうことかというと、熊手には、当然ながら神道信仰が前提としてあります。また、その熊手には「商売繁盛」、「家内安全」という文言が刻まれていました。

これを左翼的に理解するとどうなるか、神道という非科学的なものを信仰し、資本主義の発展を願い(商売繁盛)、封建制度の遺物である家制度を肯定(家内安全)しているのです。それを、自分の家に飾るならともかく、左翼でありながら、左翼ハウスに飾る、この矛盾を追求することがどうしていけないのでしょうか。このような議論はりべるたんにおいて過去頻繁に行われてきた、クラシカルな「りべるたんらしい議論」です。なぜこれを問題視するのか理解に苦しみます。

また、「〇〇の〇〇○論」についても、党の掲げる路線と現実の政策の乖離について問いただしただけのことです。この程度のことは、国政政党の党員であれば、共産主義者であれば当然受忍すべき話であり、泣く方がおかしいのです。

熊手から話を戻しますが、そもそも、私の飲酒は和田氏に対してハラスメントを構成しません。なぜならば、私は和田氏に対して何も強要していません。酒を飲むことも、私の飲酒に付き合うことも、私と同じ場にいることさえも、強要していないのです。どうしてこれがハラスメントになるのでしょうか。そもそも、和田氏は当時私の上席者であり代表、私は和田氏から指揮命令を受ける配下役員でしかありませんでした。アルハラの前提となる優越的地位などはなから存在しないのです。

要するに、和田氏は何とかして「SNから嫌がらせを受けた(だから私に責任はない)」という事実をでっちあげ、自らの自尊心を満たしているだけなのです。私はりべるたん以外にも、所属する団体や、職場においても、酒を飲みます。当然ですが、アルハラなどという指摘は受けていません。私のことをアルハラと言っているのは、和田氏ただ一人であり、それは彼のお決まりの虚言であるのです。

(4) 2017年4月以降の総括

和田氏の総括文を読んだ方は、SNはさぞかしとんでもない人物である、と思われているかもしれません。しかし、2017年4月以降、私は一貫して、経理業務という裏方に徹してきました。過去のりべるたんにおいて最も誠実に会計業務を遂行したという自信があります。財政危機は一度も起こさず、その資産は最盛時4倍にまで増えました。代表に就任しないか、と依頼を受けたこともあります。

私は、りべるたんを「菅谷氏や特定の人物のカリスマ性に依拠する」団体から「組織として安定して維持されていく」という団体に、作り変える必要があると思いました。また、そうしなければ、りべるたんの一定以上の発展は、望めないと考えたからです。

2017年4月当時、菅谷氏に送った文章がありますので、掲載します。

余談ですが、あなたの言う「攻撃的(な言動)について」、一応以下弁明しておきます。

私たちは人間ですから、当然誤ることもありますし、完璧に何かをすることはできません。ですので私もあなたに対して「完璧に何かをしろ」とか「結果として○○だった」という結果、成果についてあなたを追及したことは(たぶん)ないと思います。事業部(行商、食堂計画)が失敗したことだって、特段咎めたり非難したりしなかったと思います。

私が今まで一貫して重要視してきたのは「団体としての意思決定のこと」と「お金のこと」の主に二点だと思います。

私は今まで、金銭問題に絡んで、「あんなにまじめな人が…」とか「あんなに優秀だった人が…」という人が横領などの犯罪で逮捕され、職を失うのを何度も見てきました。こと金銭の、特にりべるたんのような「人のお金を預かる」ことについては、個人の信用や人柄とは別の次元として、「適切に管理されているかほかの人が確認できること」が重要です。

D.R.クレッシーの「不正のトライアングル」をご存知でしょうか?詳しくはググってほしいのですが、横領などの不正行為は、①機会、②動機、③正当化という3つの不正リスク(「不正リスクの3要素」)がすべてそろった時に生起するという、割と有名な理論、考え方です。どんなにまじめな人でも、どんなに信用できる人でも、この3つの不正リスクがそろったとき、人間はいとも簡単に不正に走る(可能性が高い)と言われています。それを防ぐために「適切に管理されているかほかの人が確認できること」(これを一般的に内部統制と言います)が重要です。

また、これまでの内部事情を知らない、りべるたんに新たに運営者になる人にとって、経理をやっている人間個人は見ず知らずの人であるのですから、その人間を信頼できるとは限りません。故に、個人に対する信頼を基礎としている限り、新しく「お金を払って運営者になってもいい」という人を増やすことはできません。客観的な検証なしに「個人を信頼して会計を全面的に無条件で任せる」というのは、家族や親友等ごく限られた間柄でしか成立しません。したがって「りべるたんの拡大」を志向するのであれば、個人に対する信頼を基礎とすることは、避けなければならないと考えます。
(なお、余談ですが、賛同するたくさんの人からお金を集めるという制度の中で最も有名なのが「株式会社」という制度です。株式会社が厳しい会計監査を受けており、不正があれば大問題になるというのはご存知かと思います。)

私が金銭に対して厳格であるのは以上のような理由によるものです。

また、りべるたんは共同体ですから、その意思決定において議論が起きるのは当然のことですし、筋が通らないことをしようとしているのであれば問題提起をする、批判するのは当然です。事業部にしても、何かあれば摘発されたり、訴えられたりするリスクがあり、それがなくとも赤字になる公算が高いのであれば、それに対する説明を求め、認識を問うのは当たり前のことです。

あなたがこれまでりべるたんに果たしてきた役割は大なるものがあると思いますし、あなたを信用していないということではありません。ましてや攻撃などではありません。

私はただ、上記のように、あなたのやろうとしていること(やったこと)に反対したり、説明を求めたり、認識を問うたり、あるいは今回のように「やるべきことをやっていないこと」に対して追及したりしたに過ぎません。これを個人に対する攻撃とされ、謝罪や改善を求められるのであれば、もはや「団体として他人と一緒にやっていく」こと自体、成立しなくなります。

個人に対する攻撃とは、例えば人格を毀損したり、誹謗中傷を行ったりすることです。

おかしいと思うことをおかしいと指摘すること、反対のことに反対ということがなぜ「攻撃」になるのでしょうか。

もしかすると、あなたは私の発言によって、気分を害したのかもしれません、腹が立ったのかもしれません。しかし、それを攻撃(攻撃的)というのでしょうか?そこまで配慮しなければならないのでしょうか?

もっと言えば、あなたは1年前の総会で、「経理部長をやるならSNとは一緒にやれない」と述べていますね。何の根拠も示さず、特定個人を名指しして「こいつとは一緒にやりたくない」と排除しています。
あなたが行ったこういう言動こそ「攻撃的な言動」というのです。あなたは「抑えるところは抑えて」などと被害者のようにふるまっていますが、私が言う「こちらにも色々と言いたいことはありますが抑えて来た」というのはそういうことです。
個人的感情を抑えることなんて当たり前のことです。私が一度でも「俺は菅谷とはやりたくない」と言ったことがありますか。

そこまでして経理部長になっておいて、運営者管理表も、出納帳もつけていない。批判されて当然ではありませんか。挙句の果てに「財政破綻しなければ問題ない」などと開き直られては、したくなくとも批判したくなるというものです。

私が今まであなたを批判した意図は上記の通りです。私に対して謝罪や改善を求めるならば、上記に対して見解を示してください。よろしくお願いします。

しかし、りべるたんにおいては、特に、この「正当な批判」や説明を求めたり、認識を問うたり、追及することが「攻撃」とされ、忌避されるようになってきました。正論も、言いたいことも言えず、お互いの顔色を窺いあう、異質な環境へと変化してしまいました。

そして、和田氏のような、自らの被害ばかり声高に訴え、責任もを果たさず自らの過ちすら顧みない人間が、大事にされるようになりました。

そして、極めつけは2018年4月に、りべるたんおよび外部の一部反動分子(■■■■■ら)が結成した「りべるたんの現状を憂う会」です。彼らは、私を「攻撃的である」と定義し、和田氏の虚言(彼は「SNが深夜に何度も電話をかけてきた」と虚言を用い、りべるたんを分裂にまで追いやっているのです。)に騙され、私を除名するように求めました。

※配慮し、個人名は削除しました。

彼らは、当初りべるたんの運営者会議に乗り込んできましたが、私に事実関係の誤りを指摘され、前提となる「和田氏の被害の訴え」が誤っていることがわかると完全に論破され、のちに会議においても会議の過半数を掌握することができず、否決されています。

しかし、彼らは、私の言動の何が攻撃的で、どのような発言が問題であるのか、一切示すことはなく、今日に至るまで示していません。あろうことか「SNを除名するのに、SNの具体的な問題点の指摘は必要ない」、「SNと対等に議論する必要はない、SNは議論が強く、強者なのだから、弱者である我々に配慮せよ」などという始末です。

この瞬間に、社会運動団体のりべるたんは死んだ、と思います。以降のりべるたんは、いわば生ける屍にすぎません。

4.まとめ

元運営者の鶴見氏の言葉を借りるならば、今のりべるたんは「創設メンバーが志した組織とは全く異質の集団に変容し、初期運営者が定めた理念を非表層的次元で理解し、共有共感し、実践実現しようとする人々が極端に減ってしまったこと。」という問題があり、また、「現運営の実務能力と知的水準の目を覆いたくなる程の劣化です。(中略)複雑な問題に対処できる人がSNくんだけになってしまいました。友人のMくんは言っていました。俺はSNの事を友人だと思っているし、信頼しているから、違うと思う事は反論できるし異を唱える事もできると。SNくんと同じ土俵で議論できる人がいなくなってしまった。これが問題の一つでしょう。」という問題があります。

これらは本当に鶴見君の言うとおりだった。私が攻撃的というより、りべるたん構成員のレベルが下がっているのです。まずそのことを認識すべきです。

りべるたんがりべるたん足りえたのは、端的に言うとりべるたんが楽しかったのは、りべるたんが互いに対等な人間の集まりであり、若くてあふれるエネルギーをもとに、互いに対等な立場で議論できたからということです。

対等な人間関係を構築するためには、相手が自分と同じ能力を持つ対等な相手だと認識することから始まります。しかし、現状は「俺は弱いんだから強者であるSNは弱者に配慮せよ」といった身勝手な言説、正論を言われると「私は傷ついた」と逃げる人、議論に応じもしないくせに、自分の言いたいことはしっかりとメーリスやブログで言いっぱなしな和田氏。りべるたんは社会変革を志す若者の集団から、単なるその日暮らしの社会福祉ハウスに転落してしまいました。私はこのような疑似社会福祉に私費を投じて携わることは、もうできません。

りべるたんの理念、自主生存、異文化交流、文化発信は不滅であり、2019年の今日においても、何ら色あせることなく輝いています。この理念に基づいて行動すれば、かならずやあの楽しかったころのりべるたんを再建することができると信じます。しかし、今日のりべるたんの組織は、偽りの「りべるたんらしさ」という概念に基づく、「現状と無責任さの肯定」によって、死んでしまいました。

りべるたんはなぜ死んだのか、それはわかりません。というか、わかっていたら阻止しています。ただ、一つの要因として思うのは、学生→労働者など、学生から学生以外への、構成員の社会的属性の変化に、りべるたんは対応できなかった。居場所をつくるという理念は素晴らしいものの、構成員がりべるたん外に居場所を見つけることに対して、りべるたんは、構成員をりべるたんにつなぎとめる(新たな結集軸を擬制する)という方向に動いてしまった、それが良くなかったのかもしれません。

りべるたんのような運動を、活動家の拠点、学外のサークルボックスとして開始するなら、組織の新陳代謝が行われるように制度設計しなければならないし、そうでなければ、構成員のライフスタイルの変化に、対応できるよう自らが変化し続けなければいけません。私たちはそのいずれもができなかった。これがりべるたんの死因だと分析しています。

最後に和田氏について付言します。その内容がどうあれ真摯に活動の問題点を振り返るならまだしも、自らの弱さと無能さをごまかすために偽りの総括文を公開し、運動に泥を塗る和田氏の発言を看過することはできません。

和田氏の総括文は単なる批評論評や見解の相違といったものを超え、重大な誤りが含まれるものです。私は今後もこの偽りの総括文の誤りに対して反論指摘し続けていきます。

SN